トップメッセージ

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代表挨拶

日系大手コンサルタント会社に所属し、全国4拠点で営業11年、営業マネジャー8年務めた実務経験があり、その経験が組織感情コンサルタントの原点となっています。

営業マネジャー職の8年間は、前年対比で一度も業績を落としたことがなかったのですが、その時に大切にしていたキーワードが「感情」でした。
顧客の感情、営業メンバーの感情、自分自身の感情を共有し、効果的に活用することを常に心がけていました。

その後、新規事業の調査分析チームの一員として、300社以上にわたる組織診断の分析と150社以上の組織診断結果の報告を担当していました。
組織調査結果に一番影響を与える要因は企業業績でした。
しかし、毎年同じ時期に調査を実施する組織も数十社あり、同一業界内での差異や経年変化を見ていくと、業績や離職率など様々な指標が相対的に良い数値が出る組織とそうでない組織では、組織調査結果に決定的な違いがあることに気づきました。
その決定的な違いとは「毎年問題が変化していた」ことです。

調査結果の良くない組織やチームは毎年同じ問題を抱えており、解決できていないばかりか、問題解決行動すら起こせていませんでした。
インタビュー調査をしたり定性分析したりしていくと、業績が安定的に良い組織は、問題解決のために「社員が持つ心的エネルギーを組織運営に活かしている」ことがわかりました。
環境変化に対して効果的に対応できている組織やチームは、社員(特にミドルマネジャー層)が前向きなモチベーションを持って組織運営に関わる度合いに顕著な差が出ていました。
同じ問題を常に抱えている組織やチームでは、調査結果すら社員にフィードバックされず、問題があるにも関わらず、問題がないような振る舞いを続け、「変えたい。変わって欲しい」という社員の心的エネルギーを抑制する行動をとり続けていました。

調査分析を担当するまでは、組織の効果性を決定するのは戦略であると考えていました。確かに戦略は組織業績を決める重要な要素なのですが、戦略を遂行し、日常の業務に落とし込み取り組むのは結局、社員なのです。
「社員の心的エネルギー」を引き出すことが健康な組織運営に必要不可欠な要素であると確信を持つに至りました。

心的エネルギーの源は「感情」です。感情は人々に情報と知恵を与え、行動を促進するためのパワーとなります。

『感情を効果的に活用し、組織やチームの諸問題を解決し、変化し続ける組織やチームを創造する』ための組織感情コンサルタントとして日々問題解決に取り組んでいます。

私が考えるコンサルティングとは、単に企業の利益を上げるためのものではありません。
また、クライアントのニーズに応じるだけでいいとも考えていません。
組織で働く人々が生きていくうえでポジティブな循環を保ってゆけるよう、私が持つものを総動員してポジティブに変化するきっかけを提供していくことと考え、貢献していきたいと思っています。

株式会社ビヘイビアチェンジパートナーズ
代表取締役
組織感情コンサルタント
EQ診断プロファイラー(SEI EQアセッサー)
Six Seconds Japan パートナーコンサルタント
6seconds Japan 組織活性化フェロー

やまもと のりゆき
山本 憲幸